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約束 (1972)

邦画

製作年度:(1972)
製作国:日本

出演: 岸恵子, 萩原健一, 南美江, 姫ゆり子, 殿山泰司
監督: 斎藤耕一

解説

看守付きで仮出所した女囚と、刑事に追われる強盗犯が列車の中で偶然に隣り合わせになり恋に陥る。一一明日がない男と女の悲しい別離を描く。脚本は「旅路 おふくろさんより」の石森史郎。監督も同作の斎藤耕一。撮影は坂本典隆がそれぞれ担当。

あらすじ

「頂くわ、お弁当」「口をきいたな、あんた」二人が初めて言葉を交わしたのは、そんなやりとりだった。日本海を左手に北上する長い旅の列車で、若い男が前の座席の年上の女にあれこれ喋りかけたあげく、口を開かせたのは、男が駅弁を進めたのがきっかけだった。図々しいが奇妙に憎めぬところもあるこの男は、列車が終着駅に着くと、女を付け回した。その間、問わず語りに、自分も私生児だったと淋しい生い立ちを話したりした。無表情でどこか翳のある女も得体が知れなかった。街外れで墓参、村井晋吉という男を訪ねて素っ気無く追い帰されると、がっかりした様子で、ついてきた男に、松宮螢子と名乗り、三十一歳になると、初めて身の上らしきものを語った。二人の間にほのかな親近感が生まれた。男は螢子に、明日、旅館で会ってくれと強引に約束させた。しかし、その時刻に男は現われなかった。

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