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坂道の家

邦画

製作年度:(2014)
製作国:日本

出演: 尾野真千子、小澤征悦、笛木優子
監督: 鶴橋康夫

解説

派手な安売りを展開する大型店を横目に、吉太郎(柄本明)が経営する寝具店は良質なサービスで対抗。地道に売上げを伸ばしていた。すべては金を貯めることだけを生き甲斐にしてきた吉太郎のおかげ。そんなケチくさい夫に妻のミツ(渡辺えり)も不満はありながらも、大人しく妻としての務めを果たしている。
ある日、吉太郎の店に匂い立つような魅力あふれる若い女性・りえ子(尾野真千子)が客としてやってきた。一目で魅了されてしまった吉太郎は、りえ子が欲しがっているシーツを「お金は今度で」と渡してしまう。
そのりえ子のアパートを訪ねたことから、吉太郎とりえ子の仲は急速に深まって行く。りえ子が勤める理容室に行き、その帰りに酒を飲むと2人は男女の関係に…。
しかし、りえ子は、吉太郎に身をゆだねながら、今は亡き母・鷹子(笛木優子)のことを思い出していた。りえ子の故郷である小さな港町で、次々と男たちに抱かれていた母。幼いりえ子はそんな母に嫌悪感を抱きながらも、上京してからは母のように男たちと関係を持ち、金を手に入れていた。そして今、そんな彼女の目の前には吉太郎が…。
1年後。仕事しか能がなかった吉太郎は、すっかり豹変。商売はおろそかになり、貯めた金はりえ子の独立資金へと消えていた。そんな夫にさすがのミツも文句を言うが、吉太郎は残金がなくなっていく通帳を手にしながらも「何に使おうと俺の勝手だ」と言い放つ。
そのころ、りえ子はある新聞記事に目を奪われていた。今は大学准教授となった初恋の相手、直樹(小澤征悦)の記事だった。りえ子の母のおかげで、直樹との恋も泡のように消えてしまった。しかし、久々に見る直樹の顔に、上京して一人で生きてきたりえ子は、今までになかった安らぎを覚える。
「直樹さんに、会いたい…」。
りえ子と直樹の間には、消し去ることができない“暗い過去”があったが、それをあえて断ち切ったりえ子は、直樹の前に現れる。突然の再会に一瞬言葉を失う直樹だったが…。
直樹への淡い恋心を取り戻してしまったりえ子。しかし、微妙な心の変化を吉太郎は敏感に嗅ぎ取っていた…。
りえ子と吉太郎、そして直樹。3人に想像も出来ない修羅場が訪れようとしていた。

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